「未公開の事業アイデアは、どの段階で誰に見せるのか」「面談を録音した場合、データはどこに残るのか」。Spreadyの導入稟議では、事業部だけで答えられない質問が出ます。
法務は秘密保持、情報セキュリティ部門は録音や文字起こし、購買は期間と終了条件、事業責任者は会いたい相手との適合性を確認します。すべてを「安全ですか」という一問にまとめると、誰が何を判断するのか見えません。
このFAQは、初回相談で何を聞き、提案書、見積書、契約書、利用規約のどこで確定するかを整理した質問集です。
Spreadyのよくある質問を一覧で確認する
口頭で「対応できます」と聞くだけでは、社内審査へ転記できません。回答をもらったら、適用するサービス、条件が変わる場合の分岐、最終確認文書、回答者を記録します。
領域 | 初回相談で聞くこと | 確定する文書・資料 |
|---|---|---|
機密情報 | 誰に、どの段階で、何を開示するか | 提案書、秘密保持条項、募集・説明文 |
記録データ | 録音・録画・文字起こしの有無、保存、削除 | 同意文、契約書、情報管理手順 |
対象者 | 必須・歓迎・除外条件、最終選定者 | 募集条件、候補者情報、役割分担 |
支援業務 | 探索、質問設計、調整、記録、分析の担当 | 提案書、見積書、業務範囲を定める書面 |
契約 | 期間、更新、変更、終了、成果物、費用 | 見積書、契約書、利用規約 |
同じ質問でも、共創探索とBPaaSでは支援範囲が違う可能性があります。「Spreadyではどうですか」だけでなく、「今回の提案範囲ではどうですか」と聞いてください。
Spreadyの機密情報・秘密保持契約・記録データ
情報管理は、募集前、候補者確定後、面談当日の3段階に分けます。会社名を伏せただけでも、業界、技術、想定顧客を組み合わせると案件を推測できることがあります。
事業アイデアや未公開情報は、登録者全員に見せますか
募集ページに載せる概要、候補者へ個別に伝える情報、面談当日に見せる資料、社外へ出さない情報を分け、Spreadyと確認してください。
相手が自分の経験で答えられるだけの背景は必要です。何も開示しなければ、候補者は自分が対象か判断できません。反対に、募集段階で技術仕様や顧客名まで出す必要があるとは限りません。段階ごとに開示目的を置きます。
Spreadyやコラボレーターと秘密保持契約を結べますか
秘密保持契約(NDA)の締結可否に加え、誰と誰が契約するのか、いつから義務が生じるのか、コラボレーターとの関係をどの文書で定めるのかを案件ごとに確認します。
秘密情報の定義、利用目的、第三者への提供、外部サービスの利用、返却・削除も、提示された契約書や利用規約と照合してください。「NDAあり」という一言だけでは、候補者へ情報を見せる段階と契約の適用時期が合っているか分かりません。
録音・録画や文字起こしはできますか
今回の契約と運用で実施できるか、Spreadyへ確認します。実施する場合は、参加者への説明と同意、利用目的、保存場所、閲覧者、保存期間、削除方法、文字起こしに使う外部サービスを一続きで決めます。
「念のため録音する」では、契約終了後に残す理由がありません。誰が何の判断へ使うかを決め、必要な期間だけ保存します。
Spreadyのコラボレーターをどう選ぶか
登録者全体を「質が高いか」で評価しても、自社の案件に合う人かは分かりません。必要な実務経験と、面談で確かめたい判断へ分けて選びます。
どのような人がコラボレーターとして登録していますか
自社テーマに関係する業界、職種、役割、経験を伝え、条件に合う候補を探せるか確認してください。登録人数や属性比率を使う場合は、集計時点、対象範囲、重複の扱いも聞きます。
全体の登録者が多くても、必要な職種の人が現在面談に応じられるとは限りません。自社の条件で候補が何人見込めるかを確認するほうが、導入判断に使えます。
対象者が案件に合うか、どう確認しますか
必須条件、歓迎条件、除外条件を分けます。「質が高い人」「経験豊富な人」と書かず、行動で表してください。
たとえば「小売の管理職」ではなく、「直近1年に店舗の在庫管理手順を変更し、本部への申請へ関わった人」と置きます。現場利用者の話が必要なら、申請経験ではなく日々の作業経験を必須にします。
候補者について、登録時に何を確認しているか、案件ごとにどの情報が企業へ提示されるか、最終的に誰が選ぶかをSpreadyへ聞きます。候補が少ない場合に、誰の承認でどの条件を緩めるかも決めてください。
Spreadyの共創探索・検証支援・BPaaSをどう選ぶか
サービス名から選ぶより、自社に残す業務と外へ相談する業務を一行ずつ分けるほうが早く決まります。
どのサービスが自社に合いますか
会いたい相手へ接点をつくることが主な課題なら、共創探索を起点に検討します。誰に何を聞くか、結果をどう判断するかまで支援が必要なら、検証支援が候補です。複数テーマの探索、調整、記録、分析を継続して回したい場合は、BPaaSの範囲を確認します。
正式な提供範囲は、提案書と見積書で確定してください。初回相談では、次の作業を並べ、企業側とSpready側の担当を埋めます。
- 検証テーマの整理
- 対象者の条件づくり
- 候補者の探索と打診
- 質問の作成
- 日程調整
- 面談の進行と記録
- 発言の分析
- 次の検証への反映
成果物と完了条件も同じ表に置きます。「インタビュー支援」という名前だけでは、面談設定で終わるのか、分析まで含むのか分かりません。
Spreadyの契約変更・更新・終了をどう確認するか
契約期間は月数だけでなく、更新方法、途中変更、終了後の連絡とデータ処理まで確認します。
最低契約期間、自動更新、中途終了の条件は何ですか
利用するサービスの正式書面で、最低契約期間、更新単位、自動更新の有無、更新しない場合の申出期限、中途終了の条件を確認します。公開ページに料金や期間があっても、今回の提案へ同じ条件が適用されるとは限りません。
終了時は、費用だけでなく、進行中の候補者連絡、確定済みの面談、成果物、貸与情報、録音データ、アカウント権限を一覧にします。誰が、いつまでに、返却、削除、引き渡しを行うかまで決めてください。
途中でテーマや対象者を変えられますか
契約内で変更できる範囲、追加料金が生じる条件、承認者、日程への影響を確認します。既存案件の修正に含まれるのか、新規案件として扱うのかで費用が変わる可能性があります。
「柔軟に対応」と口頭で聞くだけでなく、変更依頼の方法と、変更後の納期をどの文書で合意するかまで決めます。
Spreadyへ相談する前に何を準備するか
完成した企画書は要りません。次の判断、会いたい相手、社外へ出せない情報、社内の確認部門を分かる範囲で整理します。
初回相談には何を持っていけばよいですか
次の項目を一枚にしてください。
- 事業テーマと現在の検討段階
- 次に行う社内判断
- 会いたい相手の仮説
- 社外へ出せない情報
- 希望時期と予算枠
- 事業、法務、購買、情報セキュリティの担当者
未確定の項目は、仮の数字で埋めません。「情報セキュリティ部が3月15日までに録音条件を回答」のように、決める人と期限を書きます。
相談前に確認するのは、自社の秘密保持契約や外部委託の契約ひな型、録音、文字起こし、生成AIなど外部サービスの利用基準です。委託先向けのセキュリティ質問票と購買登録の手続きもそろえれば、相談後の往復を担当者ごとに分けられます。
まとめ
Spreadyの導入前確認では、情報、人、業務、契約を分けます。回答を口頭のまま稟議へ転記せず、提案書、見積書、契約書、利用規約のどこで確定するかを記録してください。
機密情報は、募集、候補者確定、面談当日の開示段階に分けます。秘密保持契約は締結の有無だけでなく、当事者と適用時期を確認してください。録音や文字起こしは、同意、目的、保存、閲覧、削除まで一続きで見ます。
対象者は登録人数ではなく、自社の仮説に必要な経験で選びます。支援範囲は、探索、質問、調整、進行、記録、分析を並べ、企業側とSpready側の担当を一行ずつ埋めます。契約終了時は、費用に加え、候補者への連絡と記録データの処理まで確認します。
